臨機応変な対応と運用保守の経験が必要
SEとして働く場合に求められるスキルが、臨機応変な対応力です。特に社内SEには、社内システムにおける突発的なトラブルへの対応力が求められます。臨機応変な対応力を持っていれば、即戦力のSEとして期待される可能性が高いでしょう。ただのトラブル対応であれば、ほかのSEと協力しながら問題を解決できるケースも多いですが、社内の情報インフラを担当している場合は問い合わせへの対応も必要です。その問い合わせの内容の中には想定外の動きを求められるものもあるので、その想定外の動きにも冷静に対応できる人材が会社からは重宝されます。
社内SEの場合は、基幹システムの運用や保守を任されるケースも少なくありません。システムメンテナンスを行うことも多いので、社内SEになりたいなら基幹システムの運用や保守に関する経験が豊富な方が良いと言えるでしょう。SEはクライアントからの要望を正確に聞き取り、それを理解する必要があります。そして、その内容をほかの社員とも共有しなければなりません。そこでSEの必須スキルなのが、コミュニケーション能力です。クライアントや社員とのコミュニケーションが得意な方が、SEの仕事を上手くこなしていけるでしょう。クライアントによっては専門的な知識を持っていないケースもあります。専門的な知識を持っていない相手にわかりやすく説明できるような能力も、SEには必要なものです。伝え方が悪いとトラブルに発展することもあるので、丁寧な話し方を学んでおきましょう。